| ４) 腰痛 その④ ～ 身体の適応 ～ |
腰痛シリーズ最終章です。 クライアントのＡさんは、 片側に加重して立つ動作が、 膝の問題引き起こし、 腰痛や肩こり、頭痛、腕の問題、 そして、内臓の問題までも、 引き起こしていました。 まさに、オステオパシー哲学 「全身は、ひとつのユニットである。」なのです。 身体はよく訓練された船乗り達の様に、 見事な協調性を発揮して、 いくつかの不調和を、全身で調和させる。 そして身体は、日常的によく取る姿勢を 形状記憶のように、身体に刻印している。 私は手で、それを読み取る。 何が身体を歪ませるのか？ 様々な理由があげられるけれど、 よく見られるのが、 足を組んだり、横座りするような 日常的によく取る姿勢や 立っている時、座っている時に かけている加重バランスなんかが 効率よく、身体の構造を変化させる。 それは、身体の「適応」とも言う。 「適応」があるおかげで 構造が柔軟に変化するから、身体は簡単には壊れない。 クライアントのＡさんの根本的な腰痛の原因も、 立っている時の加重バランスによって、おこっていた。 原因がわかれば、変化してしまった構造を 戻すことで調整ができる。 根本的な問題へアプローチするほど、 適応によって歪んでいた構造は、自ら元に戻ってくれる。 問題をおこしていた時期が長ければ、 適応して歪んでいた箇所が、 適応から、「原因」に変わっているので、 そこにも、手を加えて修正していく。 そして大切なのが、問題の原因の姿勢を、 クライアントの方にきちんとお伝えすること。 どんなに矯正しても、 原因となった姿勢を繰り返し取ったら、 すぐに戻ってしまうので。 どうしても、その姿勢をとらないと いけないなら、それによる歪みを リセットするストレッチをやってもらいます。 もちろん、その人それぞれの身体をリセットさせる ストレッチは、私がちゃんとお伝えします。 自分の身体の癖を、よく知ることで、 自分で身体を維持することが できるようになるのが一番ですから！ もちろん、Ｈａｒｍｏｎｙへ お越しの際は、 来る度に、より進化した 効果的なセラピーをご提供します。 触診によって感じ取る右脳と 検証する左脳の両脳を使って、 日々、進化するセラピー。 それが、Ｈａｒｍｏｎｙのセラピーです。 毎回、楽しみにお越しください(^-^)/ 腰痛もいろいろあるので、 また、違うバージョンも ご紹介しますね！ お楽しみに～(^-^)/ 記事作成・著作権： ハーモニー セラピスト 神永Diplome d’Osteopathe |
Body・Mind・Sprit・Energyの統合と調和を目指して。
| ご注意 |
| 全ての方が同じ原因ではありません。また施術の進め方も、人それぞれです。もちろん、効果は約束されたものではなく、個人差もあります。 施術は、あくまでも身体が本来の機能をおこなえる手助けをするものです。治すのは、ご本人の治癒力によるものです。 オステオパシーは、その人に備わる治癒力を発動させるものです。  |
| case2)腰痛 |
