1、臓器の機能的なつながり。


前回は、臓器は、膜のつながりだけでなく、
機能的なつながりがある為に、
臓器がダメージを受ければ、
それに機能的つながりを持つ臓器にも
悪影響がでるというお話で終わりました。

では臓器の「機能的つながり」って、
なんでしょうか、、、?


臓器の機能的つながりの一例です。
例えば、

胆嚢は、胆嚢からでる管(胆管)を通して、
十二指腸に胆液を送ります。


こんな風に、液体が流れ込む場所は、
よりしっかりとした造りの括約筋で
逆流を伏せぐのです。


様々な理由から、その括約筋(ここでは
オッディ括約筋といいます)
に問題が生じ、接続がうまくいかず、
胆液が滞れば、胆液は蓄積された状態になり、
負担がかかった胆嚢に問題が生じてしまいます。


胆嚢が問題を起こせば、胆管と隣り合う 
肝臓の動静脈の循環にも悪影響を及ぼし、
そして、それは肝臓の機能を
徐々にダウンさせていくのです。


オッディ括約筋の不具合は、1ケ所だけに
留まらず、胆嚢や肝臓にも波及します。
もちろん、胆液が届けられない
十二指腸も例外ではありません。


こんな風に、臓器は、膜の連携だけでなく、
機能的連携を通じても、影響しあうのです。



2、さらなる原因を追っていきます。

そして、ひっぱりの主要な原因になっていた
卵巣は、卵巣の神経叢や動静脈を通じて、
身体の中心に近いメイン血管である腹大動脈や
下大静脈をひっぱり、他臓器へ、
多大な影響を与えます。


そして、そのメイン動静脈への牽引力は、
血管を通じて、身体の中心部から頸椎をひっぱり、
頸椎の動きをブロックする。


こうして、頸椎は、胸郭を通して、外側からの
牽引力と、血管を通して、内側からの牽引力との
大きな二つの力により、位置のズレと関節の動き
を制限されていたのです!


頸椎は、大きな二つの力を受け、適正な
位置から外れ、自由を失い、ギリギリの状態を強いら
れているのです。ですので、大きな動きには痛みと
して限界を伝えます。


早くなんとかしなくてはなりません。
次はようやく、調整のステージです。

次回は、内臓の問題
その⑥~ハーモニーオステオパシーアプローチ~です。



記事作成・著作権:セラピスト 神永Diplome d’Osteopathe
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 内臓の問題。その⑤~臓器の機能つながり~
Tel:03-3986-5793
case5)内臓の問題
オステオパシー整体院

■ご注意
全ての方が同じ原因ではありません。また施術の進め方も、人それぞれです。もちろん、効果は約束されたものではなく、個人差もあります。施術は、あくまでも身体が本来の機能をおこなえる手助けをするものです。治すのは、ご本人の治癒力によるものです。オステオパシーは、その人に備わる治癒力を発動させるものです。
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